ココルポートの口コミ・評判と就職先は?就職事例の職種と通所期間

目次

ココルポートを利用した人は、どんな会社で、どんな仕事に就いているのか。このページは、利用した人の就職先と就職実績の話です。ココルポートで働きたい人向けの求人や採用の話は扱いません。

数字は、ココルポートの公式サイトと、運営会社の決算説明資料から取りました。運営会社は2023年3月に東京証券取引所グロース市場に上場しています。通った人の口コミ(公式でないもの13件。うち8件は合わなかった・途中で離れた側)も、時期と出どころを添えて並べます。

まず結論から

  • 公式サイトの就職事例19件を数えると、13件が事務の仕事でした。ほかは軽作業2件・清掃2件・洗い場1件・接客販売1件です。
  • 2025年度の就職(復職)者数は955名、累計は6,247名です。どちらも「一般就労のみ」で、2026年10月時点の表示です。
  • 6か月定着率は87.9%(2025年4月〜2026年3月)です。就職した人が6か月以上働き続けている割合です。何人のうちの割合かは書かれていません。
  • 雇用形態の内訳と給料は公表されていません。公式の定着支援員は、短い時間や契約社員・パートから働き始める人も多いと書きます。
  • 事例19件の通所期間は10か月〜2年8か月で、真ん中は1年7か月です。公式のコラムは「1年程度利用して就職される方が多い」と書きます。

ココルポートの利用者はどんな仕事・会社に就いているか

就職先の仕事の中身は、公式が出している情報と、通った人・見学した人の書き込みの2つから見えてきます。ここでは2つを分けて並べます。

公式が出している業界・職種の実績

公式の特徴のページには「主な就職(復職)実績」の欄があります。「安定して、継続的に働ける人」を採用したいと望む会社が多い、という前置きつきです。

この欄の文章に並ぶのは、就職先の企業数と社名の抜粋です。業界や職種ごとの割合は書かれていません。社名の扱いは、下の「社名を挙げている就職先」の節にまとめました。

通った人・見学した人が書いている就職先

公式でない口コミでは、事務の仕事の話が多く出てきます。どれも1人が見た範囲の話です。

書かれていることいつ・どこに書いた人
就職が決まった人は、ほとんど事務の仕事に就いていた2025年12月・5ちゃんねる都心の Office に1年ほど通った人
見学のとき、ITの分野はあまり強くなく、事務や軽作業の就職が中心だと聞いた2026年6月・noteITの仕事を目指し、4か所を見学した人
利用者はみな事務の仕事を希望していて、授業はパソコンばかりだった2022年9月・5ちゃんねる体験だけした人(合わなかった側)
1人1台のノートPCとOfficeソフトの訓練がそろい、事務の仕事を目指す人に勧める2025年3月・5ちゃんねる利用したことのある人

公式の就職事例19件を職種・年代で数えると

公式サイトの「就職事例紹介」には、職種・業種・年代・障害の種類・通所期間をそろえた事例が載っています。どれも就職が決まった人の事例です。

2025年度だけで、就職(復職)者は955名います。ここで数えた19件は、そのごく一部です。

職種件数業種の例
事務13件人材サービス・精密機器・警備・建設・金融・保険・情報通信・物流・サービス業
軽作業2件化学メーカー・情報通信
清掃2件特別養護老人ホーム・サービス業
洗い場1件飲食業
接客販売1件小売業

年代と障害の種類も、事例のページの見出しから数えました。

区分件数
20代8件
30代3件
40代7件
50代1件
精神障害10件
発達障害5件
知的障害1件
難病1件
障害名を公開していない2件

運営会社の資料は、利用者の約8割が精神障害(発達障害を含む)だと書いています。事例の19件でも、精神と発達を合わせると15件です。

各 Office のブログにも、就職者インタビューが載っています。こちらは、ここでは数えていません。

雇われ方は障害者雇用か一般の枠か・契約社員かパートか

雇用形態の内訳や、障害者雇用の枠と一般の枠の割合は、公式のページにも決算説明資料にも見当たりません。公式の定着支援員は、短い時間や契約社員・パートから働き始める人も多いと書いています。無理のないペースで勤務時間を延ばすよう、会社と調整するそうです。

障害を伝えて障害者雇用の枠で働く形を「オープン」、伝えずに一般の枠で働く形を「クローズ」と呼びます。公式の事例の本文にも、この説明が出てきます。 事例とブログに出てくる雇われ方を数えると、次のとおりです。

雇われ方出てくる件数出どころ
障害や病気を伝えて働く(オープン)5件公式の就職事例
時短勤務か、短い勤務時間から始めた5件公式の就職事例
特例子会社に就職3件公式の就職事例
契約社員1件公式の就職事例
フルタイムパート1件公式の就職事例
半年ごとに契約を更新1件公式の就職事例
見出しに「現在トライアル雇用中」とある1件公式の就職事例
障害を伝えずに就職(クローズ)2件公式の Office ブログ
途中で辞め、派遣社員の事務職で働く1件知恵袋(公式でない口コミ・2022年4月)

新横浜駅前 Office から就職した人(公式の Office ブログの就職者インタビュー・2025年5月)

私はクローズ就労を選択したため、やはり経歴がネックとなり面接にうまく進めませんでした。

ですが、セルフケアに注力していたおかげで、落ち込むこともなく、健全に就職活動を継続でき、

良い会社に声をかけていただけました。

通所を週1日から週5日に増やし、ITエンジニアとして採用された人の答えです。面接の練習では、企業での経験があるスタッフが面接官の役をします。

探したところ: 就職者の声④就労移行支援事業所で身につくことが分かります!(ココルポート新横浜駅前Officeのブログ)

名古屋駅 Office のブログでも、障害を伝えずに、未経験のイラスト関係の仕事に就いた人が紹介されています(2025年2月)。

在宅勤務で就職した人の数は公表されていません。公式の在宅訓練のページは、外出が難しかった人が在宅で生活リズムとPCの基本を整え、一般就労につながった例を1つ載せています。

公式でない口コミには、ココルポートに半年通って途中で辞め、いまは派遣社員の事務職で働いていると書く20代の人がいます(2022年4月・知恵袋)。

公式が社名を挙げている就職先と、その時点

公式の就職実績のページは、就職(復職)先の企業数を1,566社と書きます。これは2022年6月時点の数で、ほかの実績より古い値です。

社名は「一部抜粋」として50社が、あいうえお順に並びます。トップのページに並ぶのは12社です。どちらも例で、就職先の全体ではありません。社名の一覧は、公式の就職実績のページで見られます。

項目値時点・載っているページ
就職(復職)先企業数1,566社2022年6月時点。就職実績・特徴・ココルポートについてのページ
社名の抜粋50社企業数と同じ欄。就職実績と特徴のページ
トップの抜粋12社「2022年6月現在」の注記。トップのページ

就職者数と6か月定着率は何をどう数えた数字か

公式の数字を、期間・時点・注記・載っているページの同じ列にそろえます。

公式が出している数字の一覧

数字期間・時点注記・載っているページ
就職(復職)者数 955名2025年度「一般就労のみ」。トップ・特徴・ココルポートについて
累計 6,247名2026年10月時点同じ欄の値
6か月定着率 87.9%2025年4月〜2026年3月就労移行支援の値。トップ・特徴
就職(復職)先企業数 1,566社2022年6月時点就職実績・特徴・ココルポートについて

ページによって書き方が違う所

同じ公式サイトの中でも、ページによって書き方が少しずつ違います。

ページ書いてある値違う所
提案例のページ893名(2024年度)・累計6,247名年度が1つ前。時点は2026年10月と書く
トップの上の帯・就職実績のページの冒頭累計6,200名以上「◯名以上」の形
就職実績のページ955名・6,247名「一般就労のみ」の注記が無い
就職実績のページ定着率87.9%期間を書いていない

定着率の定義と、公式が書いていないこと

運営会社の用語解説では、定着率は「事業所を利用して就職に結びついた方が、6か月以上仕事を続けられているかの割合」です。離職率のように1年単位ではなく、6か月で見ていると注記しています。

ただし、何人のうちの87.9%か(分母)は書かれていません。途中で辞めた人の数もありません。就職率の値も、公式のページと決算説明資料には見当たりません。決算説明資料は「高い就職率を誇っております」と書くだけです。

就職(復職)者数には「復職」の字が入っています。どのサービスの利用者を数えたかの内訳はありません。

年度ごとの就職者数の推移と、Office ごとの人数

年度ごとの数は、運営会社の決算説明資料にあります。Office ごとの数は、公式には出ていません。

2021〜2025年度の就職者数と定着率

年度(4月〜3月)就職者数6か月定着率
2021年度637名88.2%
2022年度709名87.0%
2023年度762名90.0%
2024年度893名89.7%
2025年度955名87.9%

2025年度の就職者数は、過去最高でした。伸びには、障害者の法定雇用率の引き上げの影響があると資料自身が書いています。2.3%から2.5%(2024年4月)、2.7%(2026年7月)への引き上げです。

沿革には、一般企業への就職者が100名(2014年9月)、1,000名(2019年5月)、3,000名(2023年3月)を超えた年月が並びます。2025年7月には、就労移行支援事業所の累計就職者数が5,000名を超えたと発表しています。沿革と決算説明資料が同じ数え方かどうかは、書かれていません。

Office ごとの人数は公表されていない

Office ごとの就職者数は、公式サイトにも決算説明資料にもありません。運営会社の事業計画は、2年以上たった各 Office に、年10名以上の定着者数を目標に置いています。就職者数も、最低で年10名以上が目標です。

どちらも目標で、実績ではありません。拠点ごとの値は、各拠点のページで扱います。

就職まで何か月通うか(公式の言い方と事例19件の通所期間)

公式のコラムは「1年程度利用して就職される方が多い」と書きます。半年の人も、2年近く支援を受けて就職する人もいるそうです。平均のような集計の値は示していません。

制度の上の期限もあります。利用には受給者証が要り、住んでいる市区町村が出します。公式のQ&Aでは、受給者証が出てから原則最長2年です。24か月を超えて使うには、市区町村の審査で必要性が認められる必要があります。

公式の事例19件の通所期間は、次のとおりでした。最も短いのは10か月、最も長いのは2年8か月です。19件の真ん中の値は1年7か月でした。

通所期間件数
1年未満(どれも10か月)2件
1年〜1年11か月11件
2年0か月5件
2年を超える(2年8か月)1件

公式でない口コミには、思うように進まなかった話もあります。

書かれていることいつ・どこに
2年通ったが、一般就労には至らなかった2022年4月・5ちゃんねる
資格を取って就活を始めたいと話したら、まだ早いと言われて不満だった2026年8月・note
訓練の進行や資料作りを任されたあと、就活に移った2025年11月・5ちゃんねる
旧Melk の頃に40代で通い、その後は別の場所に移った時期の記載なし・ブログ

給料・年収について分かっていること

給料や年収の値は、公表されていません。公式のページにも、決算説明資料にも出ていません。公式の事例には、半年ごとの契約更新のたびに時給が少しずつ上がっていると書く人がいます。

柏第2 Office から就職した人(公式の Office ブログの就職者インタビュー・2023年4月)

その次にナイナイナイの3拍子が揃ったところは避けました。正社員登用の可能性が無い、昇給無い、賞与無いです。目指すものが無いのは、自分のモチベーションを下げると思ったからです。スタートのお給料は低くても、頑張り次第で改善できると考えているからです。

1年2か月ほど通い、事務の経験に合う求人を選んだ人の答えです。筆記試験のない会社を選んだとも話しています。ココルポートの就職活動の支援には、求人票の見方も含まれます。

探したところ: 【就職者のご報告】(ココルポート柏第2Officeのブログ)

公式でない口コミには、都内の Office で求人の紹介は多かったが、給与の安いものばかりだったという書き込みがあります(2026年3月・5ちゃんねる)。1人の話で、合わなかった側の口コミです。

求人の探し方の支援と、就職したあとの支え

就職活動の支援と、就職したあとの支えを、公式の説明の順に並べます。訓練の中身は、プログラムのページで扱います。

求人はどこから来るか・就職活動で何を手伝うか

公式のQ&Aは、就労移行支援の事業所は職業紹介(人材紹介)の事業所ではない、と説明しています。そのうえで、利用者に限った求人(非公開求人)と実習先を開拓していると書きます。社内には、企業実習の受け入れ先を開拓するスタッフも置いています。

就職活動に入ると、自己分析・企業研究・ハローワークの求人探しを手伝います。応募書類・志望動機・面接の練習、面接への同行もあります。求人票の見方も支援の範囲です。

訓練には、職場を想定した模擬業務にグループで取り組む「模擬就労」と、実際の企業へ行く「企業実習」があります。トップのページは、利用から就職までを4つの段で示しています。通所を安定させる訓練、自分を知る段、就職活動、職場定着の順です。

公式でない口コミには、合わなかった側の話が2件あります。希望と違う仕事ばかり紹介され、辞めて別の支援機関に移ったという回答(2021年10月・知恵袋)が1件です。約1年通い、主治医の判断で就職先を断ったときの責任者の対応への不満(2024年11月・X)も1件あります。

就職したあとの支え(6か月までと7か月目から)

就職から6か月までは、就労移行支援の事業所が支えます。7か月目からは、就労定着支援という別のサービスを使えます。就労定着支援は、一般就労をしている障害のある人が長く職場に定着できるよう支える福祉サービスです。

時期どのサービスが何をする
内定から就職まで就労移行支援(事前支援期)働く上での目標の整理と、就職先との配慮事項の調整
就職から6か月まで就労移行支援(集中支援期)働き始めて出た課題を集中的に改善する
7か月目から最長3年就労定着支援(1年ごとに更新)職場訪問や面談、生活リズムや体調管理の支援
契約が終わったあと障害者就業・生活支援センターなどの支援機関希望すれば引き継ぐ

支える中身は、生活面・体調面・就業面に分かれます。通院に同行して、主治医から服薬の管理のしかたを聞くこともあります。空調が苦手な人に、席の配置換えを会社へ提案する例も挙がっています。

就労定着支援の契約は必須ではありません。ただ、契約しないと就職後6か月を過ぎてからの定着支援は受けられません。利用中に退職しても、1か月以内に新しい職場で働き始めれば、1回に限り続けられます。自己負担は前年の所得などによりますが、多くの人は自己負担なく使えるそうです。

公式でない口コミには、休職中に定着支援の面談で、職場復帰に向けた慣らしの予定を立ててもらえたという日記があります(2026年1月・note)。無理のないペースにしてもらえた、と書いています。

仕事・通所期間・給料のよくある質問

ココルポートからはどんな仕事に就く人が多いですか?

公式サイトの就職事例19件を数えると、13件が事務の仕事でした。ほかは軽作業・清掃・洗い場・接客販売です。業界や職種ごとの割合は、公式の特徴のページの文章には書かれていません。通った人の書き込みにも、就職が決まった人はほとんど事務職だった、というものがあります。

就職先の会社名は公表されていますか?

公式の就職実績のページに、1,566社(2022年6月時点)のうち50社の名前が「一部抜粋」として載っています。例であって、就職先の全体ではありません。

障害者雇用(オープン)と一般の枠(クローズ)、どちらで就職していますか?

割合は公表されていません。公式の就職事例には障害を伝えて働く例が5件あり、Office のブログには伝えずに就職した例が2件あります。公式の定着支援員は、短時間勤務や契約社員・パートから始める人も多いと書いています。

就職まで何か月くらい通いますか?

公式のコラムは、1年程度利用して就職する人が多いと書いています。公式の事例19件の通所期間は10か月〜2年8か月で、真ん中は1年7か月でした。制度の上では、受給者証が出てから原則最長2年です。

ココルポートが仕事を紹介してくれるのですか?

公式のQ&Aは、就労移行支援の事業所は職業紹介(人材紹介)の事業所ではないと説明しています。そのうえで、利用者に限った非公開求人を開拓しています。ハローワークの求人探しや面接への同行も手伝います。

就職したあと、どのくらいの人が働き続けていますか?

6か月定着率は87.9%(2025年4月〜2026年3月)です。2021〜2025年度は87.0〜90.0%で推移しています。何人のうちの割合か(分母)は書かれていません。

就職したあとも相談できますか?

就職から6か月までは、就労移行支援の事業所が支えます。7か月目からは就労定着支援を契約でき、1年ごとの更新で最長3年使えます。

ITの仕事や在宅勤務で就職できますか?

公式の事例19件のうち、情報通信の会社は3件ですが、仕事は事務と軽作業でした。新横浜駅前 Office のブログには、ITエンジニアとして採用された人の話があります。在宅勤務での就職の数は公表されておらず、在宅訓練から一般就労につながった例を公式が1つ載せています。

給料はどのくらいですか?

給料や年収は公表されていません。公式の事例には、半年ごとの契約更新で時給が少しずつ上がっていると書く人がいます。公式でない口コミには、紹介された求人は給与の安いものばかりだったという書き込みもあります。

参考にした記事

  1. 株式会社ココルポート 公式サイト トップページ(2026年10月時点の表示).
  2. 株式会社ココルポート「Cocorport(就労移行支援)の特徴」.
  3. 株式会社ココルポート「Cocorport(就労移行支援・定着支援)の就職(復職)実績及び定着実績について」.
  4. 株式会社ココルポート「沿革」.
  5. 株式会社ココルポート(コラム)「就労移行支援の利用期間は最大2年!平均的な利用期間やリセットができるかどうかを解説!」.
  6. 株式会社ココルポート「Cocorport(就労移行支援)のご提案例」.
  7. 株式会社ココルポート「ココルポートの支援」.
  8. 株式会社ココルポート「就労移行支援サービス紹介」.
  9. 株式会社ココルポート「トレーニング内容」.
  10. 株式会社ココルポート「ココルポート(就労移行支援)の在宅訓練のご紹介」.
  11. 株式会社ココルポート「就労定着支援サービス紹介(就職後のサポート)」.
  12. 株式会社ココルポート「Q&A」.
  13. 株式会社ココルポート「ココルポートについて」.
  14. 株式会社ココルポート (2026)「2026年6月期 決算説明資料」(2026年8月13日).
  15. 株式会社ココルポート (2026)「事業計画及び成長可能性に関する事項」(2026年9月18日).
  16. 株式会社ココルポート (2025)「累計就職者数5,000名を突破」(2025年7月10日).

当事者の口コミの出典: V0374(ココルポート新横浜駅前Officeのブログ)/V0452(ココルポート柏第2Officeのブログ)。どちらも公式サイトに載った就職者インタビューで、引用は原文のままです。

更新履歴: 2026-10-22 公開