まず結論から
- 公式の体験談のうち就職まで書かれた22件では、事務系の仕事が9件で最多でした。次が医療・福祉の6件、IT・クリエイティブの4件です。
- 医療・福祉の6件のうち5件は、就職先がKBC自身です。利用中にスタッフから誘われ、支援員などになりました。
- 雇われ方は、各ページのラベルで一般雇用13件・障害者雇用6件です。一般雇用のうち4件はKBC自身への就職です。
- 公式は一般雇用率58%・定着率95%を出しています。集計は2020年9月1日〜2025年11月1日で、何人のうちの割合かは書かれていません。
- 就職後も定着支援を受けていると書く体験談は13件です。一方で、最初の就職先が約束と違って転職した話や、紹介先の条件が合わなかった口コミもあります。
キズキビジネスカレッジから就職した人はどんな仕事に就いたか
就職先の仕事を知る材料は2つあります。公式が出している割合と、公式の体験談をこのサイトが数えた件数です。割合は母数をまだ確かめられておらず、体験談は公式が選んで載せた一部です。
公式が出している職種と企業規模の割合
職種や企業規模の割合を、公式がどの期間に何人を数えて出しているかは、まだ確かめられていません。このページでは、次の体験談の数え方を先に載せます。
公式の体験談29件を数えると:職種と雇われ方
このサイトの台帳には、KBCの公式サイトに載る体験談が29件あります。利用者インタビュー25件、コラムの中の体験談3件、元利用者のスタッフ紹介1件です。
このうち就職まで書かれたものが22件、利用中のものが7件です。22件を仕事の中身で分けると、次のようになります。
| 仕事の種類 | 件数 | 雇われ方(ページのラベル) |
|---|---|---|
| 事務系(事務・経理・総務・データ入力ほか) | 9件 | 障害者雇用5・一般雇用3・非公開1 |
| 医療・福祉(支援員ほか) | 6件 | 一般雇用5・ラベルなし1 |
| IT・クリエイティブ(プログラマー・SE・ウェブほか) | 4件 | 一般雇用2・障害者雇用1・ラベルなし1 |
| 技術(建設の積算・CAD) | 2件 | 一般雇用2 |
| 教育(英会話講師) | 1件 | 一般雇用1 |
仕事の分け方は、このサイトが本文の仕事の中身で決めた仮のものです。公式のページにも職種のラベルがあり、そちらでは「事務・管理部門職」と「医療・介護・福祉職」が5件ずつで並びます。
数えたのは公式が選んで載せた体験談で、就職まで進んだ例が中心です。公式の一覧ページの全件と同じかは、まだ確かめていません。
就職先がキズキ自身だった5件
医療・福祉の6件のうち、5件は就職先がKBC自身です。支援員や支援スタッフとして、利用者の面談や講座を受け持っています。
5件とも、通所中や就職活動中に、スタッフから働かないかと誘われたと書いています。
この5件を除くと、外の会社に就職したのは17件です。そのうち事務系が9件で、半分を超えます。
公式が名前を出している会社は「例」
22件のうち、KBC自身を除いて就職先の会社名が出ているのは1件だけです。ほかは「建設会社」「総合広告代理店」のように、業種で書かれています。
公式サイト以外の口コミには、説明会で大手企業や外資系企業に就職した利用者の例を聞いた、という記録が1件あります(2024年12月)。本人は、当時聞いた事例で、今の実績を保証するものではないと添えています。
公式が実績のページなどで社名の例を何社、いつの時点で挙げているかは、まだ確かめていません。
一般雇用か障害者雇用か:雇われ方と働き方を件数で見る
公式は、一般雇用率を58%と出しています。2020年9月1日〜2025年11月1日の集計ですが、何人のうちの58%かは書かれていません。
体験談22件の雇われ方を、各ページに付いたラベルで数えました。一般雇用13件、障害者雇用6件、雇用形態非公開1件で、残る2件にはラベルがありません。
一般雇用の13件のうち4件は、KBC自身への就職です。外の会社への一般雇用は9件になります。
障害を会社に伝えない働き方は「クローズ」、伝える働き方は「オープン」と呼ばれます。一般雇用のうち、クローズと書くのは3件、オープンと書くのは1件です。
| 雇われ方・働き方 | 件数 | 中身 |
|---|---|---|
| 一般雇用(KBC自身を除く) | 9件 | 経理・総務・積算・CAD・SE・英会話講師ほか |
| 一般雇用(KBC自身) | 4件 | 支援員・支援スタッフ |
| 障害者雇用 | 6件 | 事務・データ入力・人事事務・プログラマーほか |
| 雇用形態非公開・ラベルなし | 3件 | 事務・KBCのスタッフ・ウェブデザイナー |
| 障害を伝えない一般雇用(クローズ) | 3件 | 経理・英会話講師・デジタルマーケティング |
| 正社員と書く | 5件 | 英会話講師・就労支援員・SEほか |
| 在宅勤務がある | 7件 | フルリモート2・週4日2・週3日1・週1日1・日数の記載なし1 |
正社員のほかには、契約社員が2件、アルバイトやパートが2件あります。週5日のうち在宅が何日かは、フルリモートから週1日まで分かれます。
就職先はどうやって見つけたか:紹介・エージェント・フェア
体験談22件から、今の就職先をどの経路で見つけたかを数えました。いくつかを並行して使った人は、本人が今の会社を見つけたと書いた経路で数えています。
| 見つけ方 | 件数 | KBCがしたこと(書いてあるもの) |
|---|---|---|
| KBCのスタッフに誘われ、KBC自身に就職 | 5件 | 働かないかという声かけ。それまでの書類の添削や面接の練習 |
| KBCで開かれた会社説明会・スタッフが紹介したインターン・校舎に貼られた説明会の案内 | 3件 | インターンの紹介、書類の作成、面接の練習 |
| 転職エージェント | 4件 | エージェントと並行して、書類の添削や面接の練習 |
| 求人サイト・就活のマッチングサイト・ハローワーク | 3件 | 書類の作成、模擬面接、毎週の面談 |
| 障害のある人向けの就職・転職フェア | 2件 | 講座での面接の練習、週1回の面談 |
| 知り合いの会社 | 1件 | 面接での伝え方の助言 |
| 経路を書いていない | 4件 | 書類や面接の対策(エージェントを並行して使った1件を含む) |
エージェント・求人サイト・フェアで見つけた人は9件です。KBCの外の経路で探しながら、KBCには書類と面接の準備を頼む形が目立ちます。
KBCが紹介した会社の話は、公式サイト以外の口コミにもあります。紹介された会社の説明会に行った記録(2026年7月)と、紹介先で3日間の就労訓練を受けた記録です。
八王子の校舎に通う人のブログには、履歴書の添削や面接の練習に加え、障害者の採用枠なら面接への同行もしてくれると書かれています。
横浜校を経て2023年に就職した人の記録では、13社に応募して3社で一次面接を通りました。スタッフが応募書類と面接の結果を振り返り、次に生かしてくれたと書いています。
就職先の企業も、KBCを経て2026年1月に入社した社員との対談を公式のnoteに載せています。障害者雇用を扱う転職エージェントから紹介された中から応募し、選考には2日間の実習がありました。
公式の数字は何を数えたものか
KBCの公式コラムのページには、相談の案内と一緒に3つの数字が載っています。このサイトが台帳に入れた3ページでは、数字も注記も同じでした。
| 数字 | 書いてあること | 書いていないこと |
|---|---|---|
| 定着率 95% | 2020年9月1日〜2025年11月1日の集計 | 何人のうちの割合か。就職から何か月後の定着か |
| 一般雇用率 58% | 同じ期間の集計 | 何人のうちの割合か。一般雇用の定義 |
| 就職までの最短期間 4ヶ月 | 同じ期間の集計 | 平均や、多くの人がかかった期間 |
グラフは、厚生労働省と大手の就労移行支援事業所のホームページの公開情報をもとに、株式会社キズキが作ったと注記されています。
数字の横には、比べる値として名前を伏せた大手の値なども並びます。比べる相手と数え方が書かれていないので、このページには載せていません。
年ごと・校舎ごとの就職者数
このサイトが台帳に入れた公式のページには、年ごとや校舎ごとの就職者数は見当たりません。上の3つはKBC全体の数字で、校舎ごとの数字ではありません。
公式コラムの末尾の紹介によると、KBCは2019年に開校し、2026年9月現在で12校舎です。
就職までにかかった期間:「最短」と体験談の幅
公式の「就職までの最短期間 4ヶ月」は、いちばん短かった人の値で、平均ではありません。平均を公式が出しているかは、まだ確かめていません。
体験談22件のうち、通所の期間がページに書かれているのは11件です。短い人で4か月、長い人で1年1か月、真ん中は8か月でした。
数えたのは期間が書かれた11件で、どれも就職まで進んだ例です。
公式の体験談には、「最短4ヶ月で就職した方がいる」という実績を魅力に感じてKBCを選んだ人もいます。この人自身も、KBCの4ヶ月間で就職したと書いています。
公式サイト以外の口コミでは、横浜校を経た人が、退職から5か月で次の職に就いたと書いています(2023年)。
給与・年収について分かっていること
KBCが、就職した人の給与や年収を全体の数字として出しているかは、まだ確かめていません。体験談と口コミで給与に触れたものは、次の5件です。
| 話題 | 件数 | 出どころ |
|---|---|---|
| 一般雇用と同じ給与テーブルで働いている | 1件 | 公式の体験談 |
| 障害者雇用で、以前の一般雇用より給料が多い | 1件 | 公式の体験談 |
| 紹介された会社の給料が低めだった | 2件 | 本人のnote・ブログ(2026年7月ほか) |
| 説明会で、就職後に年収が上がった例を聞いた | 1件 | 本人のnote(2024年12月) |
額まで書いた記録もありますが、1人ずつの額なので、このページでは載せていません。
就職したあとの支えと、合わなかった話
就職したあとのことは、支えを受けながら働く話と、就職先や紹介先が合わなかった話に分けて見ます。
定着の支援を受けながら働く人
定着支援とは、就職した人が職場になじめるよう、定期的な面談などで支える取り組みのことです。
就職した22件のうち、13件が就職後もKBCの定着支援を受けていると書いています。KBC自身に就職した5件を除くと、17件のうち13件です。
面談では心身の調子や職場の問題を話し、原因と対策を一緒に考えると書く人がいます。月に1回の面談と書くものは2件です。
就職から2年3か月たっても、KBCの担当者との定着面談を受けていると書く人もいます。
公式サイト以外の口コミには、説明会で聞いた話の記録があります(2024年12月)。障害を伝えて就職した場合、KBC・本人・会社の3者で定期的に面談するケースがある、という内容です。
就職先や紹介先が合わなかった話
就職先や紹介先が合わなかった話は、公式の体験談と口コミに、次の4つの話題で5件ありました。
| 話題 | 件数 | 出どころ |
|---|---|---|
| KBCを卒業して最初に入った就職先が面接時の約束と違い、エージェントを使って転職した | 1件 | 公式の体験談 |
| 紹介された会社の給与が低めなど、条件が希望と合わなかった | 2件 | 本人のnote・ブログ(2026年7月ほか) |
| 応募が100社を超えても決まらず、退所を切り出した(その後KBCに就職) | 1件 | 公式の体験談 |
| 一般の会社でなく、就労継続支援A型での就職を考え始めた(通所9か月の時点) | 1件 | 本人のnote(2024年8月) |
紹介先の条件が合わなかった2件は、仕事の中身については「楽しそう」「向いていた」と書いています。
退所した人や、就職しなかった人の数は、このサイトが台帳に入れた公式のページには見当たりません。
キズキビジネスカレッジの就職先についてよくある質問
キズキビジネスカレッジから一般雇用で就職できますか?
公式は一般雇用率を58%と出しています。2020年9月1日〜2025年11月1日の集計で、何人のうちの割合かは書かれていません。体験談22件では一般雇用が13件で、うち4件はKBC自身への就職です。障害を伝えないクローズの一般雇用は3件ありました。
就職先はキズキビジネスカレッジが紹介してくれますか?
体験談22件のうち3件は、KBCで開かれた会社説明会や、スタッフが紹介したインターンなどから就職先を見つけています。エージェントや求人サイト、フェアで見つけた人は9件でした。口コミにも、KBCから紹介された会社の説明会や就労訓練の話があります。
就職まで何か月くらい通いますか?
体験談で通所の期間が書かれた11件では、4か月から1年1か月で、真ん中は8か月でした。公式の「就職までの最短期間 4ヶ月」は、いちばん短い人の値です。平均を公式が出しているかは、まだ確かめていません。
給料はどのくらいですか?
KBCが就職した人の給与を全体の数字で出しているかは、まだ確かめていません。体験談には、一般雇用と同じ給与テーブルで働く人や、以前の一般雇用より給料が多い人がいます。一方で、紹介された会社の給料が低めだったという口コミも2件あります。
就職したあとも相談できますか?
就職した22件のうち13件が、就職後もKBCの定着支援を受けていると書いています。定着支援は、定期的な面談などで職場になじめるよう支える取り組みです。障害を伝えて就職した場合に3者で面談するケースがあると、説明会で聞いた口コミもあります。
40代・50代で就職した人はいますか?
公式の体験談で就職した22件のうち、40代が2件、50代が1件です。40代の1件は、KBC自身のスタッフへの就職です。口コミでは、横浜校を経て障害者の採用枠に広げて転職活動をし、47歳で内定した人がいます(2023年)。
就職できずにやめる人はいますか?
退所した人や就職しなかった人の数は、公式のページでは見当たりません。公式の体験談には、応募が100社を超えても決まらず、退所を切り出した人がいます。この人はそのときスタッフに誘われ、KBCに就職しました。口コミには、通所9か月で就労継続支援A型での就職を考え始めた人もいます(2024年8月)。
キズキビジネスカレッジのスタッフの求人はどこで見られますか?
このページは、KBCを利用した人の就職先をまとめたもので、スタッフの求人は扱っていません。KBCで働くことに関心がある方は、運営会社の株式会社キズキに確かめてください。なお、公式の体験談には、利用者からKBCのスタッフになった人が5件あります。